「クマのプーさん」最初の物語はクリスマスイブにデビューした

「クマのプーさん」が発売されたのは1926年10月14日。
しかし、最初の物語が公開されたのは前年のクリスマスイブでした。

「イブニング・ニュース」誌に子供向けの物語を書くよう依頼されたA.A.ミルンは、息子クリストファーに聞かせていたテディベアの物語を書くことにします。
この物語は「クマのプーさん」第1章の原型となる、はちみつを採りに行く話でした。

プーの物語は1925年12月24日のイブニング・ニュース夕刊に掲載されました。
さらに翌日のクリスマス当日には、ラジオでの朗読も放送されました。

1925年は「ぼくたちがとてもちいさかったころ」(When We Were Very Young)出版後であり、ミルンはすでに児童向け作家として有名でした。
その証拠に、一面見出しに「A CHILDREN’S STORY BY A.A. MILNE.」と大きく載せられています。
「クリストファー・ロビンと彼のテディベアについてA.A.ミルンが書いた『クマのプーさん』をイブニング・ニュース夕刊7ページに掲載。
全てのラジオ局で明日夜7:45から放送されるクリスマス番組の中でドナルド・コルスロップが放送します。」
と掲載されています。

挿絵はE.H.シェパードが多忙だったため、J.H.ダウドが担当しています。

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コピーライト
(c)Disney. Based on the "Winnie the Pooh" works by A.A, Milne and E.H.Shepard.
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